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大雨で319人が孤立状態 鹿児島・肝付町

2012年6月28日 14:04
大雨で319人が孤立状態 鹿児島・肝付町

 大雨に見舞われた九州南部では各地で土砂崩れや浸水の被害が出ており、鹿児島・肝付町では28日午後1時30分現在、182世帯319人が孤立状態になっている。

 肝付町では27日、1時間に89.0ミリの猛烈な雨を観測した。月間の降水量も、観測史上最も多い1277.5ミリに達している。この雨の影響で、十数か所で土石流や土砂崩れが相次ぎ、道路が寸断されて6つの集落で182世帯319人が孤立状態になっている。

 重機による土砂や木の撤去作業が進められており、28日中の孤立状態の解消を目指している。