集団食中毒、白菜浅漬けの製造会社が謝罪
札幌市の高齢者施設の入所者2人が腸管出血性大腸菌「O-157」で死亡した集団食中毒で、感染原因となった白菜の浅漬けを製造した食品会社「岩井食品」は15日午前に会見を開き、謝罪した。
問題の食品は、岩井食品が7月29日と30日に製造した白菜の浅漬けで、高齢者施設の他、スーパーやホテルなど48か所に納入していた。今回のO-157の集団食中毒をめぐっては、高齢者施設の入所者2人が死亡した他、100人余りが下痢などの症状を訴えている。
一方、浅漬けを販売していた札幌市のスーパーは、張り紙をするなど対応に追われた。
北海道庁は、各店舗に職員を派遣して販売状況などの調査を進めている。