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ひこにゃん訴訟 市側が和解案受け入れへ

2012年11月8日 17:30
ひこにゃん訴訟 市側が和解案受け入れへ

 滋賀・彦根市が人気キャラクター「ひこにゃん」とよく似たグッズの販売の差し止めなどを求めた訴訟で、市側が和解案を受け入れる方針であることがわかった。

 彦根市は去年、ひこにゃんの原作者が考案した「ひこねのよいにゃんこ」で商標権などを侵害されたとして、原作者と業者にグッズの販売差し止めと損害賠償約2870万円を求める訴えを起こしている。

 大阪地裁は先月、「商標権などは市にある」とし、「原作者側がグッズの製造・販売を中止して市に370万円の解決金を支払う」などの和解案を示したが、市側がこれらを受け入れる方針であることがわかった。

 原作者側は、和解に応じる上申書をすでに提出しているということで、市議会の議決が得られれば成立する見通し。