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天井板金具が切断 首都高・羽田トンネル

2012年12月6日 19:04
天井板金具が切断 首都高・羽田トンネル

 「首都高速道路会社」は6日、山梨県の中央道・笹子トンネル内崩落事故を受けて行った羽田トンネルの緊急点検で、天井板をつる金具の切断が見つかったと発表した。

 切断箇所が見つかったのは東京・大田区の首都高速1号羽田線の羽田トンネル。緊急点検の結果、上りの1か所で天井板をつる金具が切断しているのが見つかった。老朽化が原因とみられ、首都高速では天井板の落下につながるような問題はないとしているが、過去に見つかっていた下りの金具の切断箇所と併せて、5日夜、補修工事を行ったという。

 つり金具は64年の開通以降、交換していなかった。この天井板は元々、年明けに撤去される予定だったが、年内に前倒しされる見通しで、最短で1日から2日、羽田トンネルの全面通行止めが検討されている。