米軍戦略爆撃機B-52が横田基地に飛来 エンジントラブルで着陸か
アメリカ軍の戦略爆撃機B-52が12日午前、東京のアメリカ軍横田基地に飛来しました。日本にある基地に飛来するのは異例ですが、エンジントラブルのための着陸とみられています。
横田基地の広報によりますと、ノースダコタ州のマイノット空軍基地に所属する戦略爆撃機B-52 1機が12日午前10時22分、横田基地に着陸しました。
関係者によりますと、飛行中に機体に搭載された8基のエンジンのうち、右翼にある1基に不具合が起きたとみられるということです。
横田基地上空で取材した日本テレビのヘリコプターからは、正午前、機体の周辺で整備にあたるアメリカ軍関係者とみられる姿が確認できました。
B-52は1950年代に開発され一部の機体は核兵器も搭載できる大型の爆撃機で、朝鮮半島での北朝鮮の動きをにらんだ韓国軍との合同演習でもたびたび飛行しています。
また、日本にあるアメリカ軍基地への飛来は大変珍しいということです。