米韓 戦略爆撃機など動員の合同訓練を実施
韓国軍は北朝鮮の核・ミサイルの脅威に対応するため、アメリカ軍の戦略爆撃機などを動員した合同の訓練を実施したと明らかにしました。
韓国軍によりますと、合同訓練は20日、済州島の南西で行われ、アメリカ軍のB52戦略爆撃機のほか、ステルス戦闘機F22などが参加しました。F22は今週、韓国に留まり、韓国軍の戦闘機とともに訓練を続けるということです。
韓国軍は「北朝鮮の核・ミサイルの脅威に対する韓米同盟の合同防衛態勢をさらに強化していく」と説明しています。
一方、金正恩総書記の妹、与正氏は20日朝に談話を発表し、ICBM=大陸間弾道ミサイルを今後、通常の角度で発射する可能性を示唆しました。
“通常の角度での発射の検証や大気圏への再突入の技術に課題がある”との韓国側の指摘に反論する形で、与正氏は「すぐにやればできることで、見れば分かること」だと主張しました。