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新入園児の保護者対象に自転車安全教室

2013年4月1日 21:37
新入園児の保護者対象に自転車安全教室

 幼稚園や保育園の入園シーズンを前に、警視庁は1日、東京・世田谷区で、初めて自転車で子供を送迎する保護者を対象にした自転車安全教室を開催した。

 教室では、今春、幼稚園などに入園する子供を持つ保護者が、子供を乗せた自転車を安全に運転する方法や注意点などを学んだ。

 参加した保護者の一人は「もっと安全確認をするなど、改めてやらなければいけないなと気付いて、これから自転車に乗る時にも安全につながればいいなと思い、参加できてよかった」と話した。

 警視庁によると、都内で去年一年間に自転車の事故でケガをした小学生未満の子供の数は398人で、そのうち9割は保護者の運転する自転車に同乗していた。

 警視庁は「子供の命を守るために、特に信号のない交差点では安全確認を徹底してほしい」と呼びかけている。