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ゴールデンウイーク“にぎわい復活” 観光地は混雑…行きも帰りも渋滞に

2022年5月4日 20:07
ゴールデンウイーク“にぎわい復活” 観光地は混雑…行きも帰りも渋滞に

4日もすがすがしい天気で、観光地は多くの人でにぎわいました。日帰りで楽しむという方も多く、朝から渋滞ができていたということです。Uターンラッシュは5日がピークになる予想で、東北道や関越道では最大40キロを超える渋滞も見込まれています。

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4日、晴天に恵まれた日本有数の観光地・箱根は多くの人でにぎわい、これぞ“ゴールデンウイークの姿”となりました。

茨城から来た家族
「箱根に来るのが久々で、楽しく過ごせてます」

神奈川から来た女の子
「温泉行った。気持ちよかったよ」

3年ぶりの“制限なし”に、お店も活気を取り戻しています。

昆布店 店主
「4種類あるから、4種類とも食べてって。箱根のいいデートの思い出にして帰って」

昆布店 店主
「やっと箱根らしいお客さんの流れになってきた。ほっとしてるね。私も明るいけど、お客さんも明るい」

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後半へ折り返した最大10連休のゴールデンウイーク。東京都内のガソリンスタンドも、「客足は3割ほど回復している」ということです。

シンエネ商事 大西一輝さん
「ゴールデンウイーク入ってから、去年・おととしと比べて、かなり多くお客様にご来店いただいています」

シンエネ八幡山SSでは、レギュラーガソリンの価格は去年より20~30円高いということですが、連休の“お出かけ熱”が、それを上回っているようです。

茨城に釣りに行く家族
「夜釣りしながら、明日の朝帰ってくる」

箱根に行く家族
「温泉に泊まる」

箱根に行く家族
「やっと、だんだん、いろんな所に出かけられるかなと楽しみに」

ただ、車移動だからこそ、気になることも――

箱根に行く家族
「渋滞が少しでもなくなってから、帰ろうかなと」

江の島に行く男性
「渋滞はできるだけ避けて、渋滞になれば予定変更する」

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その懸念通り、4日午前10時ごろ、関越自動車道・三芳パーキングエリア付近を上空から撮影した映像には、下り車線に乗用車が多く目立ちました。4日も午前から、各高速道路で渋滞が発生し、先が見えないほどの車の列ができました。

東京・汐留から横浜方面へと向かう道のりも、長い渋滞ができました。そのため、「渋滞です、渋滞。歩いた方が早いから」、「車で旦那が。旦那が今向かっています、車で」と、歩いて目的地へ向かう人も見られました。

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多くの人が波のように押し寄せた神奈川・横浜市内の海の公園では、駐車場が満車に近い状態になりました。

埼玉から来た人
「8時半くらいに来たけど、(駐車場が)結構埋まっていたので、ちょっと遅かったら、入れなかったかなと思って、ちょっとびっくりしましたけど」

また、「すごく渋滞だったので」と話す人に、「運転も疲れましたか?」と尋ねると、「パパは、ちょっとここで休憩しています」と答えてくれました。

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夕方になるほど、東京へ向かう東名高速道路の上り線が混み始めました。午後4時ごろ、上り線を走る車から、記者が渋滞の様子を伝えました。

「東名高速上り線・厚木インターチェンジ付近です。車の量が一気に多くなってきました」

「海老名サービスエリア付近を越えた付近です。ずっと先の方まで渋滞が続いているのがわかります」

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後半となった今年のゴールデンウイーク。ネクスコ中日本によると、高速道路のUターンラッシュは5日がピークになる予想で、東北道や関越道では、最大で40キロを超える渋滞も見込まれています。