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外国人が撮影! “アメージング”なニッポン お気に入りの1枚…見せてください

2023年12月30日 9:15
外国人が撮影! “アメージング”なニッポン お気に入りの1枚…見せてください

外国人観光客が、4年ぶりに大挙して日本を訪れた2023年。そこで、私たちが注目したのは、外国人ならではのユニークな視点で撮影した“アメージング”な写真の数々です。

これまでの取材で見せてもらった「不思議なキャラクターが描かれたマンホールのふた」「『ガス管』が埋まる位置を知らせる、路上の『G』のマーク」などの写真は、私たちが気づかなかった“ニッポンの魅力”を教えてくれました。

そこで今回は、師走のニッポンで出会った外国人観光客にインタビュー。日本で撮影したお気に入りの写真を見せてもらいました。

■趣味は“旅先での理髪店めぐり”

まずは、東京・下北沢で出会ったカナダからの観光客。数ある中から選んだのは「理髪店の料金表」を撮影した1枚。

カナダからの観光客
「旅行に行くと必ずその土地の理髪店に行くのが好きです。身ぶり手ぶりで伝えます」

実はこの男性、趣味は旅先での“理髪店巡り”という怖い物知らず。

カナダからの観光客
「日本でも髪を切りましたよ」

男性が訪れた店「BARBERヤナギ」のメニュー表には、両サイドをスッキリ刈り上げたサンプル写真が。男性もまさに、その通りの仕上がりになっていました。男性の彼女も「とてもステキです」と大満足でした。

■なぜ? 普通のレシートを“パシャリ” カナダのアニメファン

東京・秋葉原で出会ったのは、カナダのアニメファンの2人。

カナダからの観光客
「私はアニメが好きなので、アキハバラは楽園です」

撮りためた写真の中に、気になる1枚がありました。

カナダからの観光客
「レシートです」

一見、普通のレシートをパシャリ。そのワケは?

カナダからの観光客
「レシートの紙の質がカナダとはまったく違います」
「高品質です」
「とても驚きました」

シワになりやすく文字が薄い海外のレシートに比べ、手触りがよく、文字もはっきり印字されるところが、新鮮に感じられたようです。

■未来的なおもてなし 「とてもクレイジー」

続いては、東京・台東区のかっぱ橋道具街で出会った、来日5日目というカタール在住の4人家族。母親が“未来的なおもてなし”に驚いたといいます。

「渋谷で撮った1枚」として見せてくれたのは、ずらりと並んだロボットが働く、なんとも不思議なレストランの写真です。

カタール在住の家族 母親
「とてもクレイジーでした」

その店は4年前に渋谷にオープンした、人型ロボット「ペッパーくん」が接客してくれる店「Pepper PARLOR」でした。

カタール在住の家族 母親
「これが未来だと思いました」

■縁起物との撮影タイム 母は“大きな勘違い?”

この家族はその後「浅草まで移動する」というので、取材について行くことに。

カタール在住の家族 父親
「ニッポンの文字に興味があります」

街のあちらこちらにカメラを向ける中、両親が足を止めたのは、店頭でよく見る置物の前。商売繁盛を願う縁起物と、いきなりの撮影タイムになりました。しかし、母は“大きな勘違い”をしていました。

カタール在住の家族 母親
「これはアライグマ?」

カタール在住の家族 娘
「タヌキ」

娘は、ゲームを通じて「タヌキ」という言葉を知っていました。最先端のニッポンと伝統的なニッポン、両方楽しんで、家族は帰国の途につきました。

■魅了されたのは「公衆トイレ」 アメリカからの観光客

東京・下北沢で出会ったアメリカからの親子。10月から日本を観光しているという父親が撮影した写真は、東京にある公衆トイレの写真でした。

10月から日本滞在 アメリカからの観光客
「東京にある公衆トイレです。すべてまわるつもりです」

著名な建築家などが手がけた「公衆トイレ」にすっかり魅了され、トイレ巡りも観光の一部になったといいます。

さらにもう1枚、見せてくれたのは、滞在中によく利用するというコインランドリーの写真。注目したのは、入り口に置かれた自動販売機です。

アメリカからの観光客
「ランドリーは100円玉しか使えません。それを得るためにはここ(自動販売機)で飲み物を買わなきゃいけないんです。素晴らしいビジネスです」

100円玉が足りないとき、この自動販売機が「両替機」の役割をしていることに気づき、「うまくできている」と感心したということです。

   ◇

外国人ならではの視点で撮られた、アメージングな写真の数々。2024年も私たちに、新たなニッポンの魅力を教えてください!

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