実弾用いた国内最大の射撃演習 陸上自衛隊「富士総合火力演習」を実施
陸上自衛隊による実弾を用いた国内最大の射撃演習である「富士総合火力演習」が陸上自衛隊の東富士演習場で行われました。
今年で66回目となる演習には、全国から約3000人の隊員が参加し、戦車や装甲車合わせて53台、火砲38門、航空機10機が集まりました。
例年と同様、南西諸島を念頭に島しょ部への敵の侵攻を想定し、無人機などを用いて敵の情報を確認し、戦車や火砲で攻撃して防衛する作戦が展開されました。
陸上自衛隊の輸送機オスプレイが部隊を空輸する訓練なども行われました。
また、夜間の訓練では、上陸した敵の侵攻を想定し、暗視装置や照明弾を用いた射撃により阻止するという作戦が実施されました。
昼と夜合わせて使われた弾薬は2019年以降、最大となる約68.4トンで、8億4000万円相当となります。