アメリカの大規模演習「ヴァリアント・シールド」に自衛隊が初参加
木原防衛大臣は24日、来月、行われるアメリカ軍の大規模演習に日本の自衛隊が初めて参加し、日本国内でも実施されることを明らかにしました。
アメリカ軍が隔年で実施する大規模演習「ヴァリアント・シールド」は、前回まではアメリカ軍単独で行われていましたが、同盟国および同志国の連携を強化するため、今回から多国間演習に拡大され、日本を始め複数の国が招待されたということです。
戦術の訓練などが予定されていて、日本の自衛隊からは、人員およそ4000人、艦艇およそ8隻、航空機60機ほどが参加。
在日アメリカ軍基地以外にも、青森県の八戸、宮城県の松島、硫黄島にある自衛隊の施設も使用が予定されています。
この演習への自衛隊の参加や日本国内での実施は初めてです。
木原防衛大臣は「統合作戦能力および日米同盟の抑止力・対処力を強化するとともに、同志国とのパートナーシップの拡大を図るということは極めて意義が高い」と述べました。