将棋の藤井聡太五冠が19日に放送されたNHK杯の決勝戦に勝利し、史上初めて年度内に4つの一般棋戦すべてを制覇しました。

藤井聡太五冠（20）は19日に放送されたNHK杯テレビ将棋トーナメントの決勝で佐々木勇気八段（28）をやぶり、初優勝を果たしました。

藤井五冠は主要な一般棋戦の「将棋日本シリーズ」、「銀河戦」、「朝日杯」に続いての優勝で、日本将棋連盟によりますと年度内に4つすべて制覇したのは史上初だということです。

藤井五冠は優勝後のインタビューで「今までも早指し棋戦ではなかなか結果を出せていないことが多かったので、今期は今まで以上に決断よく指そうと思っていました」「決断よくという方針を最後まで貫くことができて優勝という結果につなげることができてうれしく思っています」と語りました。

藤井五冠は8大タイトルでもさらなる獲得に期待が高まっています。