関東で猛烈な雨 隅田川花火大会の中止も
関東地方では27日夕方から猛烈な雨が降り、隅田川花火大会が30分で中止になるなど影響が出た。
気象庁の観測によると、関東地方は大気の状態が不安定になり、北部を中心に非常に激しい雨が降った。レーダーの解析によると栃木県の矢板市とさくら市で、27日午後5時までの1時間に約110ミリの猛烈な雨が降った。
東京では、隅田川の花火大会が大雨のため開始から30分で中止になり、会場周辺では雨にぬれた人が帰宅を急いでいた。
気象庁によると、非常に激しい雨の峠は越えたが、関東や東北地方では28日にかけても大気の不安定な状態が続き、所により雷を伴った雨が降るおそれがあるため、注意が必要となる。