浜松日体高、体罰の男性顧問を諭旨退職処分
静岡県の浜松日体高校・男子バレーボール部顧問が部員に体罰を加えた問題で、学校側は先月30日付で、顧問の男性教諭を諭旨退職の懲戒処分とした。
処分を受けたのは、浜松日体高校・男子バレーボール部顧問の男性教諭(41)で、部員2人に平手打ちをした他、日常的な体罰が明らかになっていた。
学校側は先月30日夜、会見を開き、松田清孝校長が謝罪した。諭旨退職とした理由について、体罰禁止を徹底する通知が出ていたことや、9000人を超える卒業生らから寛大な処分を求める嘆願書が提出されていたことなどを総合的に判断したと説明している。
浜松日体高校では生徒が体罰について相談したり、匿名で通報したりできる制度を設置して透明性を高めるとともに、部活動の顧問には指導者研修会を開くことにしている。