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STAP細胞の存在揺るがない~論文共著者

2014年3月14日 12:48
STAP細胞の存在揺るがない~論文共著者

 理化学研究所の小保方晴子さんらの研究チームが発表した新しい万能細胞・STAP細胞の論文に様々な疑問点が指摘されている問題で、小保方さんら理化学研究所内部の研究者が、論文の取り下げに同意する意向を示していることが分かった。一方、論文の共著者の一人、丹羽仁史・理化学研究所プロジェクトリーダーは14日朝、NNNの取材に対し、「STAP細胞の存在を信じて揺るがない」と答えた。

 丹羽氏「(Q:STAP細胞の存在を信じているんですよね?)科学的に否定する根拠がない。自分で見たことを(信じる)土台にしている。ちらちら(細胞の分化を)見ながら、途中経過を見ながら実験している」「(Q:そもそもSTAP細胞はあると考えられているんですか?)それも含めて、全てきょうの発表を聞いてから質問してください」

 丹羽氏は論文の不備を認めたものの、撤回するかどうかについて「自分の意見は伝えてあるが、どういう会見になるかはわからない」と語った。