東京ガスによると、５日早朝に東京都心で震度５弱を観測した地震の影響で、東京ガスの利用者から、「ガスが使用できない」などの問い合わせが、午前９時半の時点で２７１０件寄せられているという。

　東京ガスによると、ガスメーターには震度５弱以上を観測すると自動的にガスの供給を停止する安全装置が組み込まれており、今回の震度５弱の揺れで、安全装置が作動した可能性があるという。

　ガスの供給を復帰させるには、ガス器具を止めた後、ガスメーターについている復帰ボタンを奥まで押し込み、３分ほど待った後、点滅していた赤ランプが消えたら、ガスが使用できる状態になる。

　東京ガスでは、安全装置の作動ではなく、実際にガスが漏れている恐れもあるとして、ホームページに利用者がとるべき対応について掲載するとともに、「ガス漏れ通報専用電話」に連絡をするよう呼びかけている。

　「ガス漏れ通報専用電話」０５７０－００２２９９　０３－６７３５－８８９９