大学生の就職率94.4% 3年連続の改善
今年3月に大学を卒業した学生の就職率は94.4%で、3年連続で改善した。
文部科学省などが全国の大学の4770人を対象に行った調査によると、今年3月に卒業し就職を希望していた学生の先月1日時点の就職率は94.4%と、去年より0.5ポイント上がった。
調査が始まってから最も悪かった2011年から、3年連続の改善となり、文科省は日本の景気が改善し、企業の採用意欲の高まりが影響しているとみている。
一方、この3月に高校を卒業した生徒の就職率は3月末時点で96.6%と、去年より0.8ポイント上がり、1993年以来の高い水準となった。