脱法ドラッグ店 都内約70か所を一斉検査
脱法ドラッグによる事件や事故が相次ぐ中、東京都と警視庁などは合同で、都内の脱法ドラッグ店に対して、一斉に立ち入り検査を行った。
立ち入り検査は、10日午後4時から、新宿・歌舞伎町や池袋など都内で確認されている約70か所の脱法ドラッグ店に対して、一斉に行われた。検査は、東京都や厚生労働省の職員と警視庁の警察官らが一組で行い、どのような商品が販売されているかを確認した上、販売の自粛を求めた。
また、池袋で車が歩道を暴走し8人が死傷した事故で、逮捕された男が吸ったとみられる脱法ドラッグと同じ商品については、任意提出を求めた。
一方、警視庁は10日午前、販売実態の把握や取り締まりを強化するための「脱法ドラッグ総合対策推進本部」を発足させた。