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羽田空港C滑走路、8日にも再開 “別の機体進入”モニター常時監視の管制官を新たに配置へ

2024年1月5日 19:33
羽田空港C滑走路、8日にも再開 “別の機体進入”モニター常時監視の管制官を新たに配置へ

日本航空と海上保安庁の航空機が衝突した事故の影響で閉鎖されている羽田空港のC滑走路について、斉藤国土交通相は、今月8日に再開の見込みだと発表しました。

斉藤国交相「今後、大きな問題が発生しなければ、1月8日には(滑走路の)運用の再開が可能となる見込みです」

日航機と海保機を撤去した後は、熱で損傷した滑走路、縦およそ30メートル・横およそ90メートルの打ち替えをするほか、傷や穴などの補修を行うということです。

修復作業を終わり8日に運用を再開したのちは、おおむね事故前と同じ便数で運航できるということです。

また、国交省は、着陸機が接近中の滑走路に別の機体が進入した時、注意喚起をする管制塔内のモニターについて、これを常に監視する役割の管制官を新たに配置することを決めました。こうした緊急対策を連休明けにとりまとめるということです。

一方、警視庁は5日、亡くなった海保機の5人のうち2人の司法解剖を行い、死因を外部から強い圧力や衝撃を受けたことによる「全身挫滅」と特定しました。

警視庁は6日に残る3人の司法解剖を行い、5人全員の死因を特定する方針です。