×

10代女児が脳死判定 15歳未満で5例目

2014年7月24日 18:24
10代女児が脳死判定 15歳未満で5例目

 北海道大学病院で24日、10代前半の女児が法律に基づく脳死と判定され、家族が心臓の提供を承諾した。

 日本臓器移植ネットワークによると、北海道大学病院に脳の血管の病気で入院していた10代前半の女児が24日午前8時18分、臓器移植法に基づく脳死と判定された。

 女児の家族のコメント「娘は優しくて親孝行な子でした。何か一つだけ生きてきた証しを残したいという思いで、家族で相談して、子どもでは提供が少ない心臓を承諾することにしました」

 4年前に施行された改正臓器移植法では、本人が拒否の意思表示をしていなければ、15歳未満でも家族の承諾で脳死判定と臓器の提供ができる。15歳未満の脳死判定は今回で5例目。