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辺野古でボーリング調査着手 市民ら抗議

2014年8月18日 14:04
辺野古でボーリング調査着手 市民ら抗議

 沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設に向け、名護市辺野古の沿岸部で沖縄防衛局は18日、海底の地盤の強度などを調べるボーリング調査に着手した。

 辺野古のアメリカ軍基地「キャンプ・シュワブ」の沖では、18日午前11時過ぎ、海上に設置された台船から海底を掘削するボーリング調査が始まった。沿岸では2基目の台船を組み立てる作業が行われている他、陸上部の浜辺にも1基のボーリング機材が設置されるなど、作業が加速している。

 一方、移設に反対する市民らは、船やカヌーで海上から抗議した。また、基地のゲート前には18日も市民ら200人近くが集まり、移設中止を訴えている。

 ボーリング調査は、海の埋め立てに先立つもので、国は11月末までに、周辺16か所で実施する計画。