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沖縄「屈辱の日」市民らが辺野古で抗議活動

2015年4月28日 14:27
沖縄「屈辱の日」市民らが辺野古で抗議活動

 63年前の4月28日、サンフランシスコ講和条約が発効して日本が主権を回復した一方で、沖縄は引き続きアメリカ軍の占領統治下に置かれた。沖縄で「屈辱の日」として語り継がれる28日、日米両政府が基地建設を進める辺野古で抗議活動が行われている。

 アメリカ軍普天間基地の移設先とされる名護市辺野古の海兵隊キャンプ・シュワブのゲート前には、28日早朝から約200人の市民らが集まり、基地建設への抗議行動を行った。

 名護市・稲嶺市長「(今日は)わが沖縄県民にとっては屈辱の日。辺野古(の基地建設)はだめだ。(米軍基地の)県内移設は絶対許さない」

 「屈辱の日」と呼ばれるこの日は、沖縄にアメリカ軍基地が集中する原点になったともとらえられていて、28日夕方にも那覇市で集会とデモ行進が行われる。