川で魚が大量死 プール“塩素”原因か
28日夕方、新潟県南魚沼市の川で魚が大量に死んでいるのが見つかった。警察などが調べたところ、近くの小学校のプールから出た水に含まれる塩素が原因とみられることがわかった。
魚が大量死していたのは南魚沼市塩沢の伊田川。28日午後5時前、アユやウグイなど約500匹が死んでいるのが見つかった。その後の警察などの調べで、近くの塩沢小学校が今週、プールの水に塩素剤を投入し、28日、業者がプールのろ過機を点検していたことがわかった。その際、プールから排水した水の塩素濃度が高かったことが原因とみられている。
小学校は29日にプールに中和剤を投入し、水の塩素濃度が下がるまで排水しないことにしている。