大雨予報ファクス見逃しは事実~広島市長
広島市で先月20日に起きた大規模な土砂災害発生の直前、気象台から出されていた大雨に関する予報のファクスを広島市が見逃していたことがわかった。
今回の土砂災害が起きる1時間以上前、広島市の災害警戒本部へは、広島地方気象台からファクスで「県内に多い所で1時間に70ミリの雨が降る」という予報が送られていた。しかし、本部ではこの情報が見落とされたままになっていたという。
広島市・松井一実市長は1日、「(大雨予報の)情報は見ていない、それは事実だそうであります。見なかったことで対応にどういう影響があったか、もう少し丁寧に検証する必要がある」と述べた。