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爆発2時間前に石炭塔に煙 製鉄所爆発事故

2014年9月3日 21:10
爆発2時間前に石炭塔に煙 製鉄所爆発事故

 3日午後、愛知県東海市の新日鉄住金の製鉄所で爆発があり、15人が重軽傷を負った。

 新日鉄住金によると3日午後0時半ごろ、東海市の新日鉄住金名古屋製鉄所で爆発事故が起きた。爆発は、石炭をためておく「石炭塔」と呼ばれる施設で発生。警察によると15人がケガをし、このうち5人が重傷だという。

 名古屋製鉄所・酒本義嗣所長「異常燃焼(爆発)事故により、ご心配をおかけし、申し訳ありませんでした」

 午後5時からの会見で、名古屋製鉄所の所長らは、爆発の約2時間前に第一コークス炉の石炭塔では温度が上昇し、煙が上がっていたことを明らかにした。発煙や爆発の原因は調査中としている。

 警察は、業務上過失致傷の容疑で爆発に至った経緯を調べる方針。