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名護市議選 移設反対派が過半数を維持

2014年9月8日 2:17
名護市議選 移設反対派が過半数を維持

 アメリカ軍普天間基地の移設先の沖縄県名護市で、市議会議員選挙が投開票され、移設に反対する稲嶺市長を支える与党側が、過半数を維持した。

 任期満了に伴う名護市の市議会議員選挙は7日、投開票された。定数の27に対し、普天間基地の名護市辺野古への移設に反対する稲嶺市長の与党側が、改選前より1議席減らしたものの、14議席を獲得し、引き続き議会の過半数を確保した。

 条件付きで移設容認の野党側は、改選前より1議席増の11議席、中立の公明系会派は、これまでと同じ2議席だった。

 今年1月、辺野古移設反対を訴えて稲嶺市長が再選された市長選挙に続き、今回の市議選でも、あらためて移設反対の民意が示された形で、結果は11月に予定される沖縄県知事選挙にも影響しそうだ。