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安保関連法案 午後に与党側が単独採決へ

2015年7月15日 10:37
安保関連法案 午後に与党側が単独採決へ

 安全保障関連法案をめぐり、衆議院の特別委員会では安倍首相が出席して締めくくり総括質疑が行われている。与党側は15日午後に単独での採決を行い、法案は賛成多数で可決される見通し。

 15日朝に行われた特別委員会の理事会では、民主党など野党側が「強行採決は認められない」などとして採決に反対したが、委員会は予定通り午前9時から行われている。

 維新の党は、これまで委員会を欠席する予定だったが、15日に幹部会を開き、質疑には出席した上で、法案採決の際、退席する方針を決めた。

 維新の党・松野頼久代表「質疑時間を確保している以上、その時間をつぶすわけにはいかないと思います」

 また、民主党と共産党も委員会には出席して採決には加わらない方針を決め、野党が足並みをそろえた格好。

 委員会では15日午後、法案の採決が行われる予定で、与党単独で可決される見通し。国会は緊迫した局面を迎えている。