台風１６号は温帯低気圧に変わったが、西日本や東日本を中心に非常に激しい雨に警戒が必要。

　台風から変わった低気圧の影響で、日本列島には湿った空気が流れ込み九州南部で雨脚が強まった。宮崎市の青島では１時間に４９．０ミリの激しい雨を観測している。低気圧は活発な雨雲を伴っており、広い範囲で大雨の恐れがある。

　２５日夕方までに予想される雨量は、多い所で四国で２５０ミリ、近畿や東海で２００ミリ、北陸で１８０ミリなどとなっている。土砂災害や河川の氾濫に警戒するとともに、竜巻や高い波にも注意が必要。