×

御嶽山噴火続く 32人大ケガ、7人不明

2014年9月28日 7:41
御嶽山噴火続く 32人大ケガ、7人不明

 27日に噴火した御嶽山は、一夜明けた28日朝も噴火が続いているとみられる。この噴火で32人が大ケガをした他、40人ほどが山小屋などに取り残されていて、警察などが28日午前4時頃から救助を始めている。

 気象庁によると、長野と岐阜の県境にある御嶽山は27日正午前に噴火して、噴煙は火口から3キロ以上のところまで流れ下りた。NNNが地元の自治体などに取材したところによると、長野県内ではこの噴火で32人が大ケガをし、このうち7人が意識不明。また、7人が行方不明になっている。長野県の消防はこの噴火で1人が死亡したと発表していたが、その後、未確認情報として発表を修正した。さらに40人ほどが山小屋などに取り残されているという。警察などは、28日午前4時頃から、御嶽山の登山口から救助に向かっている。

 気象庁によると、御嶽山では噴火が始まる10分余り前から火山性の微動が観測された。この微動は続いていることから、噴火は現在も続いているとみられる。