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日中定期航空便40周年 成田でセレモニー

2014年9月29日 13:03
日中定期航空便40周年 成田でセレモニー

 日本と中国を空で結ぶ定期航空便がスタートしてから40周年を迎えた29日、成田空港では記念セレモニーが行われた。

 セレモニーは、40年前の9月29日に初めて日本と中国の定期便を操縦した日本航空の元機長や中国国際航空の日本支社長らが参加して行われた。29日朝の北京便を利用する乗客にはボールペンや就航当時の機体の模型などの記念品が配られた。

 沖縄・尖閣諸島を巡る問題などで日中関係が冷え込む中、セレモニーには在日中国大使館の劉亜軍公使も参加し、「より多くの人が往来することで、国民間の理解と信頼を促進でき、中日関係が健康になる」と挨拶した。

 中国からの訪日客は、今年すでに年間の過去最高を更新したが、日本から中国に観光目的で出国する人は、日本が尖閣諸島を国有化して以降、落ち込んだままとなっている。