ウクライナ侵攻で緊急帰国…日本人ダンサーらがバレエのチャリティー公演
ロシアによるウクライナ侵攻の影響で緊急帰国中の日本人ダンサーらによるバレエのチャリティー公演が行われました。
13日、都内で行われたバレエのチャリティー公演には、ウクライナやロシアのバレエ団に所属している日本人のプロダンサーや留学生らが出演しました。
ウクライナ・キーウにあるプロのバレエ団の「最高位のダンサー=プリンシパル」長澤美絵さん。ロシアによるウクライナ侵攻の直前、現地の大使館から避難するよう指示があり、幼い息子の安全を考え、今年2月、ウクライナ人の夫と共に日本に帰国しました。
長澤美絵さん「すぐに帰るつもりだったんです。バレエの物もメイクの物も衣装ももちろん全部置いてきてしまって」
13日の公演では、キーウの同じバレエ団に所属し、同じく緊急帰国中のダンサーと一緒に舞台に立ちました。
長澤美絵さん「大好きな劇場が向こうにあるので、また向こうの先生方と仲間と一緒に舞台を続けたいな。踊り続けます」
公演の売り上げの一部は、帰国中のダンサーやウクライナの劇場再開などの支援に使用されるということです。