×

高病原性鳥インフルと判明 山口・長門市

2014年12月30日 1:36
高病原性鳥インフルと判明 山口・長門市

 山口県長門市の養鶏場で死んだニワトリが見つかり、県の遺伝子検査の結果、毒性の強い「H5亜型」の高病原性鳥インフルエンザと判明した。

 県によると長門市日置中の養鶏場で飼育されているニワトリが28日に4羽、29日に17羽の計21羽が死んでいるのが見つかった。県がこのうちの5羽を簡易検査したところ、4羽で鳥インフルエンザの陽性反応が確認され、遺伝子検査の結果、毒性の強い高病原性と分かった。

 県は職員約150人を現地に派遣し、この養鶏場で飼育されている全てのニワトリ約3万7000羽を24時間以内に殺処分することにしている。

 この冬の高病原性の鳥インフルエンザの国内の家きんでの発生は宮崎の2例に続き3例目となる。