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硫黄島で戦没者追悼式 遺族が平和への誓い

2015年1月24日 3:52
硫黄島で戦没者追悼式 遺族が平和への誓い

 太平洋戦争で激戦地となった硫黄島で、遺族らが参加し、戦没者追悼式が行われた。

 硫黄島は、70年前の太平洋戦争末期、本土防衛の拠点として1か月以上も激戦が続き、日本側の戦死者は2万1000人を超えた。

 23日の戦没者追悼式では、出席した31人の遺族を代表して増澤伸介さん(49)が祖父への思いと、平和への誓いを述べた。

 増澤伸介さん「祖父は30代でした。まだ幼い娘たちをおいて戦地へ赴く気持ちは、想像するだけでもつらい。悲惨な戦争は、決して繰り返してはならない」

 戦後70年を迎え、遺族の高齢化が進む一方で、戦没者の孫にあたる世代の追悼式参加者が徐々に増えている。