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看板落下事故受け 国交省、全国調査を指示

2015年2月18日 3:05

 北海道札幌市でビルから看板が落下し女性が重体となった事故を受け、国土交通省は全国の都道府県に対し、繁華街などにある看板を調査するよう指示した。

 この事故は15日、札幌市で飲食店のビルから看板が落下し、下を歩いていた21歳の女性が意識不明の重体となったもの。看板を外壁に固定する部分が腐食していた可能性が指摘されていることなどから、17日、国土交通省は全国の都道府県に対し看板が落下する危険性がないかなどの調査を指示した。繁華街など人通りが多く3階以上の場所に設置から10年以上経過した看板が対象で、全国約7万5000棟を調査する。

 国土交通省は落下の危険性がある看板は速やかに是正指導し、4月10日までに調査結果を報告するよう求めている。