浦安市“卵子凍結保存補助金”予算が成立
千葉県浦安市議会で19日、女性の卵子凍結保存の研究に補助金を支出する予算が可決・成立した。
浦安市は今年2月、少子化対策の一環として来年度から順天堂大学浦安病院と共同で卵子の凍結保存など不妊治療に関する研究を行うと発表していた。市はその研究に対して年間3000万円の補助金を支出するとしていたが、19日の市議会で補助金の支出を含む今年度の補正予算が賛成多数で可決され、成立した。
病院側は、浦安市民が卵子の凍結保存をする場合は費用負担が3割ほどで済むようにすることを検討していて、松崎市長は予算成立を受け、「病院側と今後のスケジュールや事業の詳細について協議を進めていきたい」としている。
順天堂大学浦安病院で実際に卵子の凍結保存が始まるのは、年末頃になる見込み。