“兼六園”の「雪つり」外し 石川・金沢市
日本三名園の一つ、石川県金沢市の兼六園では、冬の風物詩、雪つりの取り外し作業が最終日を迎え、春を迎える準備が進められている。
兼六園では、今月16日から冬の間、雪の重みで木の枝が折れるのを防ぐ「雪つり」の取り外しが進められていた。最終日のきょうは園内で随一の枝ぶりを誇る唐崎松で作業が行われ、庭師らが木から縄を切り離していた。訪れた観光客は、冬から春へと移り変わる名園の風情を楽しんでいた。
兼六園の管理事務所によると、今月14日の北陸新幹線開業で入園者の数は増えているという。