旅客機翼、強風で滑走路に接触か 成田空港
3日午後、成田空港に着陸した旅客機の翼にこすったような跡が見つかった。強風にあおられ、滑走路に接触したとみられている。
国土交通省によると3日午後4時頃、広島発、成田行きのIBEXエアラインズ14便のパイロットが、着陸後に機体の点検をしていたところ、右の主翼に幅およそ5センチ、長さおよそ20センチのこすったような跡を発見した。
当時、成田空港付近では、風速およそ10メートルの強い風が吹いていて、滑走路にもこすったような跡が見つかったことから、着陸の時、機体が強風にあおられ、翼が滑走路に接触したとみられている。
旅客機に乗っていた乗員乗客38人にケガはなかった。このトラブルで成田空港のB滑走路は一時、閉鎖となった。