海岸に大量イルカ、救助活動続く 鉾田市
10日に156頭ものイルカが打ち上げられた茨城県の海岸では、11日も朝から地元の住民らによるイルカの救助活動が続いている。
茨城県鉾田市の海岸では11日も朝から地元のボランティアらが生きているイルカを沖に運ぶなどの救出活動を続けている。鉾田市と隣の鹿嶋市に打ち上げられたイルカは計156頭にのぼっていて、そのうち3頭は10日に船で沖合に運ばれ海に帰されたが、ほとんどのイルカは、11日朝までに死んでしまったという。
国立科学博物館・山田格名誉研究員「ぱっと見てわかるような病変、例えばガンとかそういうものはチェックしているが、今のところ特になくて」
打ち上げられた理由は分かっていないということで、死んだイルカについては浜辺に穴を掘って埋めているという。