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アシアナ航空が会見「着陸可能な視界」

2015年4月16日 16:43
アシアナ航空が会見「着陸可能な視界」

 14日、広島空港で旅客機が着陸に失敗した事故で、16日午後4時からアシアナ航空が事故後初めて会見を開き、事故当時は着陸可能な視界だったと述べた。

 アシアナ航空・山村明好副社長「視程が現在の段階では着陸可能なミニマム以上の視程であったと聞いています」

 アシアナ航空によると、事故当時、操縦をしていたのは機長で、事故を起こしたエアバス社の機種で800時間以上の操縦経験があったという。滑走路脇の観測装置では事故直前の1分間で、視界が400メートルにまで急速に悪化したことがわかっている。

 これについてアシアナ航空は会見で、当時は着陸可能な視界があったと述べた。また、滑走路手前のあるレーダーに機体が最初に接触したことから、航空機が滑走路に進入した角度は正常ではなく低かったと説明している。