桜島で爆発観測 噴煙が上空4000mに
山体膨張が続く鹿児島県の桜島で爆発が観測され、噴煙が火口の上空4000メートルに達した。
24日午前9時16分、桜島の昭和火口で今年に入ってから414回目の爆発が観測された。「多量」の噴煙が火口の上空4000メートルに達した。噴煙が4000メートルに達したのは、今年1月以来、約3か月ぶり。
気象庁は23日から桜島や阿蘇山で一定の規模を超える噴火について新しい降灰予報を発表している。24日の爆発でも降灰が鹿児島県内だけでなく、宮崎県の串間市でも予想されることなどが発表された。
桜島では、今年に入ってからマグマが移動したことによる山体膨張が続いていて、過去3番目に速いペースで爆発回数が増えている。気象庁では注意を呼びかけている。