「セグウェイ」など 全国で走行実験緩和へ
国が定めた特区の公道でのみ走行が許可されている「セグウェイ」などの搭乗型移動支援ロボットについて、国土交通省は全国で走行実験ができるよう規制を緩和すると発表した。
「セグウェイ」など歩行者の移動をサポートする搭乗型移動支援ロボットは、道路運送車両法の保安基準を満たさないため、現在、公道では茨城県つくば市など国が定めた特区でのみ実証実験としての走行が認められている。
これについて国土交通省は24日、全国の公道で実証実験ができるよう7月から規制を緩和すると発表した。通勤や観光目的など、つくば市で3年間行った実証実験で、トラブルなどの問題が発生しなかったという。走行できるのは歩道で、運輸局や警察への道路使用許可などが必要となる。