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連合「メーデー」で派遣法改正反対アピール

2015年4月29日 13:57
連合「メーデー」で派遣法改正反対アピール

 労働組合の連合は、東京の代々木公園で労働者の祭典「メーデー」の中央大会を開き、労働者派遣法の改正などに反対する姿勢を示した。

 連合・古賀伸明会長「生涯派遣で低賃金を招く改正案に、連合は断固反対します。働く者の力を結集し、労働者保護ルールの改悪の流れにストップをかけなければなりません」

 メーデーの中央大会で連合の古賀会長は、政府が目指す労働者派遣法の改正や年収1075万円以上の専門職を対象にした、いわゆる残業代ゼロ法案などを批判した。

 労働者派遣法の改正案は、企業が派遣労働者を使う場合、3年という期限を撤廃し、企業は、人を入れ替えれば、ずっと派遣労働者を使うことができるため、連合は、派遣労働者が増えるとして反対している。

 連合はまた、従業員を酷使するいわゆるブラック企業対策として、労働者が集まって企業と交渉する「労働組合」が必要だと強調した。

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