２９日、東北新幹線が４時間半にわたって運転をストップした問題で、ＪＲ東日本は３０日朝までに管内の３６０か所で再点検を行い、３０日は通常通り運行している。

　東北新幹線のやまびこ・つばさ１３６号は２９日１１時半頃、ＪＲ郡山駅を出発した直後に緊急停車し、４時間半にわたって運転を見合わせた。ＪＲが調べたところ、４両目と６両目のパンタグラフが折れ、その近くの架線が切れていた。ＪＲは切れた架線に問題があったのか、パンタグラフに原因があったのか、「鉄道総合技術研究所」に調査を依頼した。

　また、３０日までにＪＲ東日本管内３６０か所で架線の再点検を行ったが、異常がなかったため、東北新幹線は始発から通常通り運行している。