「葵祭」前に…京都・下鴨神社で流鏑馬神事
京都市の下鴨神社では、京都三大祭りの「葵祭」を前に、行列の安全を願う流鏑馬(やぶさめ)神事が行われた。
公家などの装束を身にまとった「射手」が、駆け抜ける馬の上から次々に矢を放ち、的を射貫いていく。この流鏑馬神事は、今月15日に行われる京都三大祭り「葵祭」の行列の安全を祈願する行事で、糺(ただす)の森に設けられた馬場を猛スピードで走りながら100メートルおきに置かれた的を目がけて矢が放たれる。
「射手」と馬の息の合った華麗な技が披露されると、観客席から大きな歓声と拍手が起こっていた。