静岡県にある韮山反射炉など「明治日本の産業革命遺産」が、世界遺産に登録される見通しとなった。

　日本政府によると、静岡県の韮山反射炉や山口県の松下村塾など、日本が推薦していた「明治日本の産業革命遺産」について、ユネスコ（＝国連教育・科学・文化機関）の諮問機関・ＩＣＯＭＯＳが４日、世界文化遺産への「登録が適当」と勧告した。

　来月の世界遺産委員会で正式に決まる見通しだが、一部の資産については委員国である韓国が反発している。

　正式に登録されれば日本の世界遺産は１９件目となる。