神奈川県が作業ロボットの開発会議 箱根山
神奈川県は28日、箱根山の大涌谷周辺の立ち入り制限エリアの中で施設の点検作業などを行うロボットの開発を検討する会議を行った。
活発な火山活動が続く箱根山の大涌谷周辺では、28日も火山性ガスの噴出が続いている。立ち入り制限区域内には温泉を供給する装置があるが、2週間以上メンテナンスできていないため、そのうち1基が故障している可能性がある。そんな中、県は28日、宿泊施設に温泉を供給する業者や専門家を集め、制限区域内で作業を行うロボットの開発について意見を交換した。
県は今後、作業員の安全確保を目的に大涌谷周辺で施設の点検などを行うロボットの開発に取り組んでいきたいとしている。