福島県発売の旅行券「買えない」苦情殺到
福島県が発売した観光誘客を目的に宿泊料金が最大半額になる旅行券をめぐって、22分で売り切れたことなどから「買えなかった」などの苦情が相次いでいる。
原発事故の風評被害が続く中、福島県は、観光客を増やすため、県内での宿泊が最大で半額になる旅行券を、1日に全国のコンビニの端末で発売した。しかし22分で1万円券など4万枚が売り切れ、県には、「買えなかった」との苦情が1000件ほど寄せられている。
店によっては、サーバーの問題で1枚も発券できなかったところがあるという。また、転売は禁止されている旅行券が、ネットオークションに出されている。旅行券は8月にも発売されるが、福島県は今回の販売から課題を検証するという。