“逃走の男、犯行の数十分前に現場” 長野駅前3人死傷事件
22日夜、JR長野駅前で男女3人が男に刃物で刺され、1人が死亡し、2人が重軽傷を負った事件で、男が犯行の数十分前に現場にいたことが新たに分かりました。
23日午後8時ごろ、事件発生から24時間がたったJR長野駅善光寺口では、警察官が特別警戒に当たるとともに、情報提供を呼び掛けていました。
事件は、22日午後8時ごろ、男女3人が男に刃物で刺され、このうち、長野市の会社員、丸山浩由さん49歳が死亡したものです。また、長野市の男女2人が重軽傷を負いました。
県警によりますと、最初に刺されたのは丸山さんとみられていて、被害者はいずれも面識がなかったということです。
捜査関係者によりますと、周辺の防犯カメラや目撃情報などから男が犯行の数十分前に現場にいたことが新たに分かりました。
県警は逃げた男の画像を公開。20代から40代ぐらい、身長165センチから175センチぐらい。メガネにジャンパー、長ズボンを身につけ、頭には白い布のようなものを巻いていたということです。
県警は、連続殺傷事件として捜査本部を立ち上げ、およそ220人態勢で男の行方を追っています。