“強引な販売”繰り返す「きもの松葉」大阪市が注意呼びかけ
高額な着物の強引な販売を繰り返したとして、会社名を公表された呉服店の「きもの松葉」について、大阪市は、その後も改善されていないとして、再び公表し、注意を呼び掛けました。
「きもの松葉」をめぐっては、ことし9月、高齢者に強引に高額な着物などの販売を続けたとして、大阪市が会社名を公表しました。
しかし、市の消費者センターによりますと、「きもの松葉」はその後も、70代の女性に半年間で総額900万円分を次々と販売。女性は、老後のために貯めていた預金をほぼ使い果たしたということです。
また先月には、大阪市内で展示会を開催し、断る高齢者をしつこく勧誘する様子が確認されました。
これを受け大阪市は「実態の改善がみられない」として、2回目の会社名の公表に踏み切り、注意を呼び掛けています。