【独自】日大・第三者委「報告書」提出へ “空白の12日間”「理事長・学長は速やかに理事会を招集するべきだった」
日本大学アメフト部の薬物事件の対応について大学の第三者委員会による報告書がまとめられ、30日、文部科学省に提出される見通しであることが分かりました。
日本大学では、30日午前、林真理子理事長らが出席する臨時の理事会が開催されました。
関係者によりますと、理事会では、文部科学省から求められている第三者委員会による報告書について概要の説明があったということです。
アメフト部の薬物事件への対応については7月の学内調査で寮から大麻とみられる植物片が発見されたあと、警視庁に報告するまでに12日間かかったことなど対応が問題視されています。
第三者委員会による報告書では、この“空白の12日間”について、澤田副学長から植物片について報告があった段階で、理事長・学長は速やかに理事会を招集するべきだったとする指摘などがなされているということです。
日本大学は、報告書を30日午後、文科省に提出する見通しで、31日に第三者委員会が、調査・検証の内容に関して記者会見を行う見込みです。